生まれ育った家を手放すとき

以前、こんなご相談がありました。

とても仕事がお忙しく、バリバリ働いていらっしゃる女性のお客様でした。

ご実家は、幼い頃からご家族と過ごしてきた大切な家。

思い入れもとても強く、空き家になってからも、なかなか手放す気持ちにはなれなかったそうです。

 

ところが、空き家になって数年。

遠方に住んでいることもあり、なかなか様子を見に行くことができなくなっていました。

そして、久しぶりに訪れたご実家で目にしたのは、泥棒に入られ、家の中が荒らされた姿でした。

 

生まれ育った大切な家が、見る影もなく、しっちゃかめっちゃかにされている。

その光景を見たときのショックや悲しさは、きっと言葉では言い表せないものだったと思います。

そして、その出来事をきっかけに、

「このままにしておいてはいけないんだ」

と、売却を決められました。

 

私たちがお手伝いしたのは、その方がご自身で決断された後のことです。

それまで大切にしてきた家だからこそ、簡単に「売ればいい」とは言えません。

でも、だからといって、ずっと持ち続けることが正解とも限りません。

 

その人が、その家とのこれからをどうするのか。

そこに至るまでの気持ちも含めて、一緒に考えること。

それも不動産会社の仕事だと思っています。

 

「売るかどうか、まだ決めていない」

そんな段階でも大丈夫です。

売る、貸す、使う、もう少し考える。

どの選択が正しいかは、人によって違います。

 

だからこそ、まずはお話を聞かせてください。

不動産のことだけではなく、その家にまつわる思い出や、ご家族のことも含めて。

そこから、一緒に考えていけたらと思っています。

 

お茶を飲みながら話すくらいの気持ちで、どうぞ気軽にご相談ください!